広島県府中町

法華寺の狛犬

(所在地:広島県府中町 青崎東)

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(昭和十九年十二月 建立)

敗戦色濃かった時代に,これだけ大きな狛犬さんを建立できる信心の大きさに驚きました.戦争終結を願って奉納されたものです.

玉乗り狛犬は前足を曲げて玉に乗せていますが,この狛犬さんは足を伸ばしています.形は異なりますが,湯来温泉の北にある河内神社の狛犬さんも前足を伸ばしています.

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鹿籠神社の狛犬

(所在地:広島県府中町 桃町)

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(昭和二十九年 建立)

戦後の需要減と職人さんの減少とで,国産の伝統的な狛犬制作は無くなります.この狛犬さんは日本製狛犬の晩期と思います.同じ型の狛犬さんが大竹市の胡神社にありますが,こちらは頭頂に角がありません.愛知県岡崎市界隈で造られて狛犬に似ています.

鹿籠神社は明治時代に多家神社の摂社である貴船神社に合祀され,後この地に遷宮され再建されました.

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多家神社 三の狛犬

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(文政八年仲秋 建立)

由緒によると,元々松崎神社にあったもので,合祀されたとき移されました.新狛犬(一の狛犬さん)が奉納されたとき,拝殿奥の両脇に移設されました.

来待石製の立派な出雲型の狛犬さんですが,柔らかい石だけに劣化が早く完全な姿を留めたものはありません.

この狛犬さんは玉殿から見て正面になります.玉殿に向かって右脇に阿形を,左脇に吽形が置かれていますから,互いに背を向けていることになります.

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多家神社 二の狛犬

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(建立年月 刻字無し)

勇壮な形から,護国神社に多くみられるようですが,型としては古く源流は中国まで遡るそうです.

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多家神社 一の狛犬

(所在地:広島県府中町 宮の町)

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(昭和四十九年4月 建立)

出雲型の新狛犬さんです.この狛犬さんは二代目で,先代の狛犬さんは拝殿の両横奥にあります.台座に文政八年と刻字されていますが,先代狛犬さんの台座を複製したと思われます.

多家神社は「埃の宮」とも言われ,古事記にその名前が見えます.校倉造りの宝蔵があることでも有名です.

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